SAPTオンラインスクール 特論講座
[講義題目]:「高精度衛星測位、事業革新、日本・アジア太平洋での利用拡大」
[日時]: 2021年7月22日(木)14:00~15:30
[会場]: 測位技術振興会(SAPT)ビデオ会議室 A
[講師]: 本会 事業革新・産業発展分科会長 三本松 進 氏(元宇宙システム開発利用推進機構専務理事)
[受講者予備知識]:高精度衛星測位技術の基礎、事業革新と産業発展論の基礎
[講義概要]: 1.日本は宇宙と地上の共進化の時代を迎えていますが、本講座では、新しい事業革新、利用社会構築の観点から、
高精度衛星測位技術を応用した事業・産業分野と利用領域(日本、アジア太平洋)を俯瞰的・網羅的に取り上げて分析します。
2.これまでの成果として、まず、2021年3月末までの実証開発期間(2年半弱)での分野別実証開発状況を確認すると共に、
2025年までの社会システム変革期間での分野別開発状況を展望します。
3.その上で、今後の残された開発上の課題、中長期的な利用拡大に向けての方向を明らかにします。
[講義内容]: 日本は、2018年11月1日、準天頂衛星4機体制に入り、日本、アジア太平洋地域は、①いつ、②どこで、③何が、④どの様に
なっているかを高精度に把握し、また、様々な社会的課題解決が可能な「高精度衛星測位データ利用時代」に入りました。
この新時代では、正確な時刻・位置、5G、IOT・AI利用の新事業モデルが構築可能であります。
分析枠組としては、以下の3つを組み合わせます。
1.先端的な事業革新要素の構図
2.日本、アジア太平洋地域の利用社会の構図、行動原理と展望
3.主要分野別の事業革新・産業発展の方向( 142事例での確認 )
2021年3月末までの実証開発期間(2年半弱)の分野別実証開発状況を確認すると共に、2025年までの社会システム変革期間の
分野別開発状況を展望します。
2023年度には、準天頂衛星が7機体制になり、サービス強化の方向も明確化されます。
本講義では、上記の分析を経て、提言「中長期的な利用拡大に向けての戦略分野の方向」により、今後の残された開発上の課題と
対応の方向を明らかにします。
[受講料]: 特論講座(90分) ¥5,000(会員), ¥8,000(非会員),¥2,500(学生)
本講義は、受講者総数(学生の方は0.5名に換算)が3名に満たない場合は、原則として閉講いたします。