22-S5

SAPTオンラインスクール 特論講座 22-S5

[講義題目]:「アレーアンテナの原理とGNSSへの応用」

[日時]: 2022年7月15日(金)13:00~16:30
 
[会場]: 測位技術振興会(SAPT)ビデオ会議室 A

[講師]: 大阪公立大学大学院,工学研究科航空宇宙海洋系専攻,航空宇宙工学分野教授 辻井 利昭 氏 
            [略歴] 1991年3月京都大学大学院工学研究科 博士前期課程 数理工学専攻修了.
                同年4月より科学技術庁航空宇宙技術研究所(現JAXA)勤務.
                2018年4月より現職.博士(工学).
                2000–2002年豪州ニューサウスウエールズ大学客員研究員.博士(工学)
                専門分野: 衛星航法(GNSS),とくに航空機などの移動体)

[受講者予備知識]: 理工系大学,高専等で学ぶ数学・物理の基礎知識.また,GNSSとは何かについて,初学者レベルの知識はあったほうがよいです.
  
[講義概要]: GNSSにより,視界の開けた環境では比較的高精度な測位が可能ですが,都市部では建築物による反射波や,波と波(マルチパス)の
      影響を受け精度が劣化します.
      また、携帯基地局による電波干渉や,GNSS信号を模擬した信号によるスプーフィング(なりすまし)が報告されています.
      このような劣悪な電波環境において測位精度を改善するため,複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナの利用が検討されています.
      本講義では,アレーアンテナによる指向性制御や信号到来方向推定の原理を解説し,都市環境での応用例を実データにもとづいて紹介します.

[講義内容]: 1.アレーアンテナの原理
       (1)アレーアンテナの概要と信号合成の実例
       (2)ビームフォーミングの概要
       (3)方向拘束付きアダプティブアレー
       (4)MUSIC法による到来方向推定
      2.アレーアンテナによるマルチパス軽減
       (1)都市環境における信号分類について
       (2)ビームフォーミングによるマルチパス軽減
       (3)方向拘束付きアダプティブアレーによるマルチパス軽減
      3.信号到来方向の推定
       (1)MUSIC法による衛星方向の推定
       (2)スプーフィング信号の到来方向推定
       (3)反射波の到来方向推定
      4.質疑応答

[講師からのメッセージ]: 聴講者には資料を事前に配布します.またネット講義終了後も一定の期間,E-Mailで質問を受け付けます.

[受講料]: 特論講座(半日) ¥10,000(会員), ¥15,000(非会員),¥5,000(学生)
     本講義は、受講者総数(学生の方は0.5名に換算)が3名に満たない場合は、原則として閉講いたします。

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