SAPTオンラインスクール 基礎講座 22-B7
[主催]: 測位技術振興会 [協賛]: システム制御情報学会
[講義題目] オプティカルフローを用いた移動量推定
[日時]: 2023年1月22日(日)13:00-16:30 (休憩14:30-15:00)
[会場]: 測位技術振興会(SAPT)ビデオ会議室 A
[講師]: 神戸市立工業高等専門 電子工学科教授 小矢美晴 氏
[略歴] 2002年3月 立命館大学 博士(工学)
同年4月より 立命館大学助手,2005年4月より講師
2006年4月 神戸高専講師,准教授を経て2018年4月より現職
[受講対象者]:画像のフレーム間における移動量推定を行う手法に取り組もうとされている方.
[予備知識]:理工系大学,高専等で学ぶ基礎的な数学の知識があることが望ましい
[本スクールの目標と講師からのメッセージ]:
動画像処理の一つに,フレーム間における移動量推定を必要とする場合があり,その手法としてオプティカルフロー推定が挙げられる。
しかし,オプティカルフローを使ったことはあるが,その原理については,あまり触れていない方もおられると思います。
そこで,オプティカルフローの基本式から,実際に移動量推定行うまでの処理について説明し,実際の画像を用いたシミュレーションを
行いたいと思います。
また,オプティカルフローを調べると,条件式や拘束条件等の用語が出てくると思います。
この拘束条件として,今回は空間的局所最適化法を用いた手法を説明し,今後希望があれば,他の拘束条件についても触れたいと思います。
[講義内容]:
1、オプティカルフロー基本式の説明
2、拘束条件について
3、シミュレーション
4、シミュレーションの精度向上
5、応用編 (局所相対的オプティカルフロー)
[受講料]: 基礎講座(半日) ¥10,000(会員, システム制御情報学会員), ¥15,000(非会員),¥5,000(学生)
本講義は、受講者総数(学生の方は0.5名に換算)が3名に満たない場合は、原則として閉講いたします。