「G空間社会」「Society5.0」と「利用社会の構図」の対比

投稿者: | 2018-10-05

三本松 進 測位技術振興会 技術革新・産業発展分科会長
[ ID: sapt-1809-0001 ]

1 高精度衛星測位データ利用の政策主導型事業の枠組みとなる「G空間社会」及び「Society5.0」の内容を概説した上で、29年度報告の「高精度衛星測位データ利用社会の構図」との対比で解説する。
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2 「G空間社会」は、高精度衛星測位データ利用を強調する政策体系上の枠組。
G空間情報センターを利用し、高精度衛星データ利用が有効な政府主導の事業開発プロジェクトを定め、推進し、世界最高水準の「G空間社会」を実現させる。
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3 「Society5.0」は、政府の超スマート社会に向けての政策体系上の枠組。
これを実現するため、政府主導の各事業開発プロジェクトの事業プロセスの全体最適化を追求しているが、社会全体の構造解説が不明確。
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4「利用社会の構図」は、制度整備と各市場での利用者選択を想定した分析的枠組。
上記2つの政策体系上の枠組も、この上で各種先進事例の発現状況を確認することで、市場開発の観点から評価出来る。

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