SBAS広域ディファレンシャル補正情報の品質評価

投稿者: | 2016-01-31

坂井丈泰福島荘之介新井直樹伊藤憲
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Overview – 我が国においても、GPS広域補強システムの実用化が進められている。MSASは、昨年2月にMTSAT-1R衛星打上げ、実用試験中である。準天頂衛星システム(QZSS)は、2008年打上げ予定である。L1-SAIF信号によるGPS補強を計画している。広域ディファレンシャル補正情報と直接比較可能な情報は、衛星位置・クロック補正:IGS精密軌道暦(SP3ファイル)、電離層遅延補正:IGS-TECデータベース(IONEXファイル)である。また、広域補正情報の品質評価を試みた。MSAS試験信号と、当所で開発したサブメータ級補強プロトタイプを評価対象とした。いずれによる補正情報も物理的に妥当であることがわかった。

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