慣性航法装置における GPS spoofing の影響について

投稿者: | 2019-09-24

柴崎亮介Dinesh Manandhar(東京大学) 熊谷秀夫久保田 鉄也(多摩川精機株式会社)
[ ID: sapt-1909-0004 ]

Abstract – 慣性航法装置(INS)は、センサの多様化や低廉化により、航空機・船舶から自動車・農業機械など用途が広がりつつある。近年では、GPSや外部からの速度情報を併用する複合航法演算手法が一般的であり、機器や情報の扱いやすさからGPSを用いた複合航法装置(GPS/INS)が多い。
 同時に、ソフトウェアGPSやハードウェアの進歩により、GPS信号はspoofing(なりすまし)が容易になってきており、GPS/INSへの影響が懸念される。
 本研究ではspoofingによるGPS/INSへの影響を調査しており、その途中経過と展望を発表する。

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