衛星測位スクール
GNSS受信機のしくみと測位アルゴリズムの基礎

  • 1日目
    日時:調整中
    内容:衛星測位入門
    講師:調整中
  • 2日目
    日時:調整中
    内容:GNSS受信機の基礎
    講師:荒井修(AAI-GNSS技術士事務所)
  • 3日目
    日時:調整中
    内容:測位アルゴリズムの基礎
    講師:久保幸弘(立命館大学理工学部)

 


① 対象者

  • GNSSを応用した各種のシステム開発を始めようとしている,または従事している技術者,
    セールスエンジニア,学生等
  • GNSS(衛星測位)に興味を持っているが,どこから手を付けて良いか迷っている方
  • GNSSの応用を考えているが,その特徴が掴み切れていない方

② ねらい

  • GNSS受信機を単なる「位置情報を出力する箱」として扱うのではなく,受信機や測位演算の
    原理・基礎を理解した上で,GNSSを応用した各種システムの設計・開発に取り組んでいくた
    めに必要となる基礎知識を効率よく修得します.

③ 内容
 【1日目】「衛星測位入門」
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 【2日目】「測位アルゴリズムの基礎」

  1. 衛星測位の原理
    何故位置が分かるか
  2. 時系,座標系,衛星軌道の扱い
    GPS時刻系,ECEF座標系,局地水平座標系,衛星軌道パラメータ,衛星時計誤差
  3. 単独測位アルゴリズム
    最小2乗法による単独測位の計算手順
  4. 誤差の原因と軽減手法
    測位精度の表現,電離圏遅延,対流圏遅延,軌道誤差等
  5. 相対測位
    相対測位の原理,2重差観測,アンビギュイティの解決法
  6. 測位のバリエーション
    カルマンフィルタの応用,その他
  7. 各種プログラム例

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【3日目】「GNSS受信機の基礎」

  1. GNSSの概要
    コード,クロック,測距の原理,搬送波位相観測
  2. GNSSの信号構造
    周波数帯,コードの種類
  3. 受信機アナログ部
    要素回路,C/N値,アンテナ,アナログ(RF)回路
  4. 信号処理回路
    ベースバンド変換,レプリカ信号の生成,相関器,受信機時計
  5. 擬似距離観測
    擬似距離,受信機時計,積算デルタレンジ
  6. 信号処理ソフトウェア
    信号処理回路と測位演算ソフトウェアのインタフェース,擬似距離,搬送波位相観測の精度理論値
  7. 市販アナログICの例
  • 2日目の内容について,順を追って簡単な単独測位,相対測位プログラムを実現したプログラム群(各種処理を行うMatlab関数,および解説を交えたMatlabライブスクリプト)をセミナー当日にお渡しします.上記の解説項目に沿って自身で計算を行いながら内容を確認し,理解の助けにすることができます.

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