古屋弘,辻奈津子,今井淳一郎,伊奈啓輔,中野孝二 (株式会社大林組)
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近年,国土交通省では,土工・道路工事を中心にICTを導入しつつあるが,大林組では,土工関連で1990年代から情報化施工技術の導入を図っている。最近では,情報化施工はICTツールの施工への適用のみならず,設計データモデル自体の有効活用へ広がりつつある。筆者らは,これまでに「土工管理システム」や「シールド工事へのIFCの適用」など,土木工事におけるプロダクトモデルの活用を積極的に行ってきた。これらの実績を基に,浄水場工事において,仮設鋼材の管理,構造物のコンクリート打設管理,設計図書の3次元化等を組み合わせ,CIMの目指すデータ交換と,現場で活用できるシステム構築を行った。プロダクトモデルの活用によるデータ交換は,施工においても有用であり,合理的な施工管理が実現できる事が分かった。
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