高さ情報を拘束条件とした移動体向けロバスト2次元測位技術

投稿者: | 2017-07-31

齋藤雅行山岸敦久保幸弘杉本末雄
[ ID: sapt-1707-0025 ]

Abstract – GNSSを用いた測位において、ユーザのGNSS受信機の3次元座標値とその時計誤差を求めるため、4機以上のGNSS衛星からの測距信号を受信する必要がある。一方、都市部において、高層ビル等の地物の影響により衛星視界が遮られ、測距信号を受信できる衛星数は極端に減少して、高精度な測位が安定に継続できない場合が頻発する。
 そこで本稿では、まず、GNSS測位における課題を抽出し、次いで、そのGNSS測位に関わる根本的な課題を解決するため、移動体向け高ロバスト2次元測位アルゴリズムを提唱する。

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