新藤義孝,自由民主党 G空間情報活用推進特別委員会
[ ID: sapt-1710-0004 ]
Abstract – 種子島宇宙センターから平成29年8月19日14時29分00秒(日本標準時)に、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム静止軌道衛星)を搭載したH-ⅡAロケット35号機が打ち上げられ、「みちびき3号機」は予定していた軌道に投入され、打上げは成功しました。「みちびき3号機」は、静止軌道衛星であり、衛星安否確認サービス「Q-ANPI」に使われるメッセージ通信用のSバンドアンテナを搭載しているほか、航空機などに対して測位衛星の誤差補正情報や不具合情報を提供するSBAS信号用のL1Sbアンテナも搭載されています。
今後、「みちびき4号機」を平成29年10月10日に打ち上げる予定であり、4機体制となる予定です。これにより、世界に先駆けてセンチメータ級の測位補強サービスを行う基盤が整い、来年4月から本運用でのサービスが開始される予定で、新産業・新サービスの創造が期待されます。
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