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日時:2019年8月1日(木) 10:00-17:00(昼食休憩12:00-13:30)
会場:中央電気倶楽部(大阪・堂島)214号室
内容:GNSS受信機のしくみ
講師:荒井修(AAI-GNSS技術士事務所)
① 対象者
- GNSSを応用した各種のシステム開発を始めようとしている,または従事している技術者,
セールスエンジニア,学生等 - GNSS(衛星測位)に興味を持っているが,どこから手を付けて良いか迷っている方
- GNSSの応用を考えているが,その特徴が掴み切れていない方
② ねらい
- GNSS受信機を単なる「位置情報を出力する箱」として扱うのではなく,受信機の原理・基礎を
理解した上で,GNSSを応用した各種システムの設計・開発に取り組んでいくために必要となる
基礎知識を効率よく修得します.
③ 内容
- GNSSの概要
コード,クロック,測距の原理,搬送波位相観測 - GNSSの信号構造
周波数帯,コードの種類 - 受信機アナログ部
要素回路,C/N値,アンテナ,アナログ(RF)回路 - 信号処理回路
ベースバンド変換,レプリカ信号の生成,相関器,受信機時計 - 擬似距離観測
擬似距離,受信機時計,積算デルタレンジ - 信号処理ソフトウェア
信号処理回路と測位演算ソフトウェアのインタフェース,擬似距離,搬送波位相観測の精度理論値 - 市販アナログICの例